トレイル
太鼓曲輪尾根トレイル
距 離:約 6 km|難 易 度:★★★
平日混雑度:★☆☆|休日混雑度:★☆☆
高尾マナーズでは、トレイルに入る際にGPSウォッチ/携帯GPSアプリの使用を推奨しています。上記GPXデータをダウンロードしてGPSウォッチ/携帯GPSアプリで開くことにより、コースと自分の現在位置を把握することができます。
推奨携帯GPSアプリ ヤマレコアプリ・ジオグラフィカ
『八王子城の大きな堀切が楽しい』
「高尾のアドベンチャーレース会場」なんてのはウソだけど、そう言ってもいいくらい遊びごたえのあるトレイルです。ですが、このトレイルは「山と高原地図」、また国土地理院地形図(2万5000分の1)にも掲載されていません。GPSデータとともに(株)吉備人出版『新版・高尾山登山詳細図』の利用をおすすめします。(2020/11/16 追記:本コースは国土地理院地形図にも記載がないとのご指摘をいただき、上記文章を一部修正しました)
スタートは高尾山口駅から、あるいは高尾駅からでも同じくらいの距離。どちらにせよ北高尾アプローチトレイルを使って、小仏関跡へ。そして小仏関跡の横①②から北に進んでJR中央本線を跨線橋③で渡ります。道なりにサクサク進むとすぐに富士見台への分岐④⑤、この分岐を右へ、どんどん進むと中央自動車道に沿うことなって、舗装路だけど快適ラン。やがて中央道から離れて、ちょっとした畑と隣に広っぱ。イノシシ危険・注意、そしてカーブミラーが立っているから見逃すはずはありません⑥。GPS通りに脇から広っぱに入って⑦奥の竹林へ、隙間があるからきっとここらだろう、へ突入⑧。入口からもうアドベンチャーです。
竹藪をかき分け、なんとなく踏み跡っぽいところをなぞって進んで、中央道を橋で渡ります⑨。中央道を越えた先はなんのサインもありません、右折して10mほど進んで上れそうなところ⑩、あ、これがトレイルかあ、を見つけましょう。実走GPSデータのありがたさが身にしみるはず。トレイルを見つけてしまえば、その先にわかりにくいところはありません、尾根道になります。
太鼓曲輪の名前の由来はわからないけど、八王子城の南の尾根にめぐらされた囲いの跡らしい。いまは尾根しか残っていないけど、尾根の途中にいくつもの大きな堀切(切り通し)が削られていて、その上り下りもアドベンチャー。たぶん気づかないだろうけど、この堀切は全部で5つ、最後の第5堀切が豪快というくらい大きい。そんなこんな太鼓曲輪尾根を上り切ったところで左折、真っ赤な林野庁の「境界見出し票271」のサイン⑪、手前に大きな木⑫、ここです。
見出し票271からは下りです。緩急&テクニカルまぜまぜで楽しいけど、スピードに注意です。お地蔵さんがたくさんの地蔵平を越えてしばらく進むと、中央道の脇⑬に出ます、ここは足元が悪いので注意。そして目の前の中央道をくぐれば、最初の富士見台分岐④に到着です。その先は来た通りを戻ればよし。