マナー

高尾では誰もが、
楽しく安全に遊べますように。

 われわれの提唱する《高尾マナーズ》は大きくふたつに分かれています。ひとつは、ランナーと歩く人が、トレイルを気持ちよく安全に共用するためのもの。もうひとつは高尾の自然を大切にするためのものです。

 マナーそれぞれの紹介です。全部で6つ、それぞれに見出しがついています。

(なお、ここにあげたマナーは高尾だけでなく、日本それぞれの山で共有できるマナーだと思います。全国各地にマナーのいいトレイルランナーが増えてくれるとうれしいです。)

歩いてすれ違いましょう。

 歩く人たちにとって、道幅の狭いトレイルで走って近づいてくるランナーは怖い存在です。「止まってくれるかな」「ぶつかってきたらどうしよう」と、不安に思います、嫌な気持ちになります。ですから、狭いトレイルで歩く人に出会ったら、ランナーは走ることをやめて、歩く人になりましょう、「歩いて」すれ違いましょう。歩く人同士なら怖くありません、そして安全です。また、ランナー同士が出会ったときも同じです、歩いてすれ違いましょう。

 歩く人を追い越すときは、少し離れ、歩いてついていきましょう。びっくりされないように「こんにちは」などと声をかけて、気づいてもらうのもひとつの方法です。道が広くなったところで「歩いて」追い越しましょう。

 

 

譲り合いましょう。

 大きな荷物を背負ったハイカーや高齢者に比べれば、われわれランナーは身軽に動けます。狭い道、ガレ場、階段など、上り下りにかかわらず、臨機応変に対応して、彼らに道を譲りましょう。立ち止まり、脇に避けて「どうぞ」と声をかけるだけで、お互いに気持ちのいい一日になります。

 

 

山々を大切にしましょう。

 ミシュラン・ガイド3つ星に認定されるほど豊かな自然があふれる高尾山と周辺の山々。青空と森と清流、鳥たちの声に感謝し、高尾の自然を汚さず壊さず、遊ばせてもらいましょう。高尾山口駅そばの「TAKAO 599 MUSEUM」を訪ねてみましょう、高尾の自然が詳しく紹介されています。

 

 

トレイルから外れない。

 登山道、ハイキングコース、トレイルと呼ばれる道の外に足を踏み入れてはいけません、動植物を傷つけることになります。ひとたび踏み跡ができると多くの人がそれに続き、路面を硬く、植物が生えないようにしてしまいます。雨水が流れ込み、深い溝を作り、やがてコースそのものを崩壊させてしまいます。
丸太階段などで土砂の流出を防いでいる区間では、脇を通らず丸太階段を通りましょう。

 

 

ゴミは必ず持ち帰りましょう。

 包装紙、空箱、空瓶、空き缶などゴミになったものを自宅まで持ち帰るのが、山で遊ぶときの最低限のマナーです。またゴミが落ちていたら拾いましょう、あなたが拾わなければ、ずっとそこに残ります。そのためにザックの中にゴミ拾い用のポリ袋を入れておきましょう。

 

 

ここは走らない。

 高尾山は年間登山者数260万人を越え、世界一登山者数の多い山です。2号路から6号路までの全ての研究路と稲荷山コースは、多くのハイカーや観光客が利用するので走らないようにしましょう。また、ケーブルカー清滝駅広場から山頂につながる1号路は、東京都自然公園利用ルールのなかで「歩きましょう」と書かれています。