南高尾東尾根トレイル

距　　　離：約 5 km｜難　易　度：★☆☆
平日混雑度：★★☆｜休日混雑度：★★★

高尾マナーズでは、トレイルに入る際にGPSウォッチ/携帯GPSアプリの使用を推奨しています。上記GPXデータをダウンロードしてGPSウォッチ/携帯GPSアプリで開くことにより、コースと自分の現在位置を把握することができます。

推奨携帯GPSアプリ ヤマレコアプリ・ジオグラフィカ

『ローカルが朝ごはんの前に走ってる』

高尾山口駅前の広場から東を見ると、甲州街道をはさんでその先はいきなり尾根になっています。それがJR高尾駅と草戸峠をつなぐ「かたらいの路」。これは草戸峠からさらに三沢峠、大洞山、大垂水峠に進む高尾南山稜コースの一部でもあるのだけれど。で、このかたらいの路と、さらにその東に並行している尾根をつなぎ、縦長のループにしたのが南高尾東尾根トレイルです。ループなので高尾山口駅を起点終点にしてもいいし、北の端のJR高尾駅をそれにしてもOK。ここでは高尾山口駅からスタートして反時計まわりに進みます。

高尾山口駅前広場から甲州街道に沿って南に進むと2分もかららず信号、高尾山入口交差点。角に峯尾商店①があるので店の手前のゆるい坂を上がると②、そこがトレイルヘッド。住宅脇の狭いトレイルを上がって四辻③へ、のんびり10分くらいで到着です。そこがかたらいの路、同時に高尾南山稜トレイル。この区間はハイカーが多いのですれ違い、追い越しの際はマナー通りに。

南に下って鉄塔の下を2回くぐると、拓大分岐④。バラ線の手前に道標があるから気づかないはずはありません。草戸峠、三沢峠へは右方向なんだけど、ここはサインのない、でもトレイルがある左（東）へ進みます。狭いけどなかなか走りやすい、けれどバラ線がいつも近くにあります、スピードの出し過ぎに危険です。「大脱走」のヒルツ大尉にはなりたくないでしょ。

このバラ線、その内側は拓殖大学の敷地。つまりは拓大の敷地沿いに走るってこと⑤。分岐からのんびり25分くらいで紅葉台西公園⑥にポンと出ます。ここからしばらくは舗装路です、クルマも通るので気をつけて。さくら階段⑦⑧を下りてさらに舗装路を進むと、右の高台に浅川中学校、左に手作りサイン「金比羅山登山口」⑨。入ってびっくり高尾駅前の小山のくせになんたる急斜面、枯れ葉ふかふかはいいけど、葉っぱごとサーッと滑ります，気をつけて上がりましょう。

金比羅山のてっぺんには浅川金比羅宮⑩。ここまでの道中の安泰を感謝し、この先の安全を祈願してぱんぱん。このルート、どうやら勝手口から入って表玄関に抜けるふうで、金比羅さんからの下り道は立派で広い。その参道、左に曲がっていくけど、われらはGPS通りにまっすぐ進みます。トレイルは住宅の真裏⑪を抜けたりするけど大丈夫、その先にちゃんとかたらいの路のサイン⑫があります。そこから10分ほどで超絶景⑬、これを越えたらもう四辻、ぐるり1周、高尾山口駅前広場に戻って8.74kmでした。