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トレイルランナー
鏑木毅

トレイルランナーは自然にも人にも優しくスマートで、子供にも憧れられるそんな素敵な存在で。

<< プロフィール >>
鏑木 毅(かぶらき つよし)

2009年世界最高峰のウルトラトレイルレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(通称UTMB、3カ国周回、走距離166km)」にて世界3位。また、同年、全米最高峰のトレイルレース「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝、48歳で南米パタゴニアでのウルトラ・フィオルドにて準優勝。50歳を超えた現在も世界レベルのトレイルランニングレースでの挑戦を続けている。

観光庁スポーツ観光マイスター/東京都自然公園ルール策定委員/ITRA(国際トレイルランニング協会)理事/日本トレイルランナーズ協会会長
<< 高尾での思い出 >>
駆け出しの頃、足繁く通いました。当時はまだ山を駆けている方も少なく、この高尾に来ると誰かに会えるとワクワクする気持ちでこの地を訪れたものです。都心からこれほど近いのに、明確に四季を感じられ、いつも前向きな気持ちにさせてくれる豊かな森。この森がいつまでもアウトドアの聖地として皆さんが心寄せる場になればと思います。
<< トレイルでのマナーについて一言 >>
最近、小学生に入学した娘と山歩きをします。山で出会ったランナーが、走りを歩きに変えて、娘にさりげなく「頑張ってね」と。「パパ、山を走る人ってカッコいいね」と。トレイルランナーは自然にも人にも優しくスマートで、子供にも憧れられるそんな素敵な存在であればと思っています。この高尾をそんな流れをつくる契機にしてゆきたいと思います。皆さんとともにこの活動を盛り上げてゆきましょう。